建設業は資金繰りが死活問題
「OLTA」で材料費や外注費の支払いと入金日を調整し受注数の増加に成功
今回ご紹介するのは、新築やリフォームを事業の柱として、地域の建設業を支えている総合建築事務所の楓成工業様。山口県を拠点に従業員2名と専属の下請け企業を有し、地元を中心に多くの案件を受注して事業を軌道に乗せています。
そんな楓成工業様が「OLTA」を知りクラウドファクタリングを利用するに至った経緯や、実際にご利用いただいた感想などを、代表の澄岡真様にお伺いしました。
事業内容・資金繰りについて
新規案件の受注増も、先出し資金が不足気味に…
コロナ禍のダメージもあり、すぐに資金が必要になった
まず、事業内容について教えてください。
家のリフォームや新築工事を中心に、法面整形工事や道路工事など、公共工事にも関わっています。私を含め従業員は全員技術者で、新規案件の受注も多く事業は軌道に乗っています。
楓成工業様は、山口県で民間リフォームから、公共工事、総合建築・建設業として、幅広く活動
しかし、取引先からの報酬が入金されるタイミングがバラバラで、材料費や外注費などの支払いに間に合わないことも増えてきました。新規の受注が増えるのは有難いことなのですが、それによる問題も発生しています。
新規案件を受注すると何が問題になるのでしょうか?
新規案件が発生すると、予算の見積もりを出した時点で外注費をある程度用意しておく必要があります。金額にして20万円~30万円くらいで、外注先の要望によって支払いのタイミングが日払い・週払いといったように変わってきます。そのため、新規案件が何件も重なると、先出しの費用がかさんでしまいます。受注が決まってから1週間程度で資金を用意しなければならないのも辛いですね。
費用がかさむのは痛いですが、一方でコロナ禍にもかかわらず多くの新規案件が発生しているんですね!
はい。ただ、山口県でも都市部で新型コロナウイルス感染症が流行し、下関や宇部での工事がストップしてしまったこともありました。こうして請け負う仕事に制限がかかってしまったことと、報酬の入金タイミングにズレが生じたことで、資金繰りに苦しむようになりました。
コロナ禍による影響を受けているということは、コロナ関連の融資や補助金などは活用されましたか?
まず、日本政策金融公庫が実施している融資は利用しました。しかし、融資は大きな金額ではなかったにもかかわらず、入金まで2ヶ月かかりましたね。合わせて持続化給付金も申請したものの、政府からのアナウンスにあった2週間程度での入金とはならず、こちらも入金は申請から2ヶ月後。もう少し早く入金される前提で資金繰りを考えていたので、急に資金調達が必要になってしまいました。
「OLTA」を知ったきっかけ
信頼できるファクタリングサービスとして選んだのが「OLTA」
スマホからのアップロードや無駄のないweb完結システムがGood
「OLTA」をどのような経緯で知りましたか?
資金調達に困っていた際、「ファクタリング 個人事業主」というワードで検索したところ、クラウドファクタリングというサービスを提供している「OLTA」の存在を知りました。会社概要などを調べ、実際に申請したところ、翌日には入金されていたので驚きましたね。
「OLTA」を利用される以前から、ファクタリングをご存知でしたか?
知っていました。実は、かなり昔に一度ファクタリングを利用したことがあったんです。当時は銀行などの融資に時間がかかることに悩んでいて、早さ重視の資金調達法としてファクタリングを使うに至りました。
当時使っていたサービスを今回使わなかった理由は何ですか?
まず、手数料がけっこう高かったんですね。あと、電話や対面でのヒアリングを何度もする必要があり、時間がもったいないと思っていました。質問の際も、まるで自分が過去に何か悪いことをして、怪しまれているかのような聞き方をされるのも気分が悪かったです。
そうした背景を踏まえ、「OLTA」を利用されてのご感想は?
スマホから請求書などをアップロードして、メールで審査結果を受け取れる無駄のないWeb完結のシステムが気に入りました。1日に何回も実施される煩わしいヒアリングがなく、手数料が上限9%なのも魅力でした。他社サービスで見積もりを出した際には、手数料30%のサービスもありましたから。
あとは、よく名前を知っている新生銀行などの大手の金融機関がパートナーだったり、口コミサイトでの評価が高かったりと、信頼できるサービスだと感じられたのも大きいですね。
OLTAのパートナー企業
「OLTA」を利用してみて
「利用回数の制限がある」という都市伝説は嘘
大満足の「OLTA」を、独立した元従業員にも勧めている
実際にサービスをご利用されてみて、改善してほしい点などはありましたか?
全くないですね。ただ、一つ確認したいことがあって、口コミサイトなどでは「OLTAには利用回数の制限がある」と書かれています。ほかのファクタリング会社さんでも「回数制限を理由にOLTAで審査落ちしている人がいる」と聞きました。
私も、「OLTA」を何度か利用させてもらった後、審査に落ちてしまったことがあり……。回数制限があると使い勝手は悪いと感じるのですが、実際のところはどうなんでしょうか?
「OLTA」にそうした制限は一切ありません。審査は請求書ごとに行われますので、一度審査に落ちてしまった場合でも、別の請求書でお申込いただき、審査に通ればサービスを利用いただけます
そうですよね。私も審査に落ちたときは「この都市伝説は本当だったのか」と思いましたが、他社サービスへの乗り換えを検討しつつ、ダメもとで申請した請求書が普通に審査を通過し、「あれは何だったんだろう」となりましたから。
「OLTA」が利用できなかった際、検討していた他社サービスを利用されましたか?
いえ、結局使いませんでした。やはり手数料の高さやヒアリングの煩わしさがネックになりましたね。その時は、取引先に支払いを待ってもらうことで急場をしのぎました。
建設業の方は、資金調達に苦労される例も多いのでしょうか?
そうですね。一時的に材料費、人件費がかさんで資金繰りに困る同業の方も多いとは思います。ただ、個人的にはなるべく借金ではない形で資金調達がしたかったんです。その点で「OLTA」を利用できたのは本当に助かりましたし、会社から最近独立した元従業員にも「困った時はOLTAを使うように」と勧めています。
周りの方にも勧めていただいているのは本当に嬉しいです! 本日はありがとうございました。
※ インタビューの内容は2021年5月24日時点でのものになります。